『粉石鹸でのお洗濯にクエン酸って必要なのか?』
粉石鹸でお洗濯を始めたばかりの方でそう疑問に思う方は多いのではないでしょうか。
その答えについて、粉石鹸ユーザーである筆者からお答えさせていただくと『粉石鹸でのお洗濯にクエン酸は必要』です。
今回はその理由についてお話したいと思います。
・なぜクエン酸が必要なのか?
・クエン酸を使わないとどうなるのか?
・クエン酸をどのように使ったら良いのか?
以上に画像付きで解説しています。
ぜひ参考にしてください。
粉石鹸でのお洗濯におけるクエン酸の役割とは?
そもそも粉石鹼でお洗濯をする際のクエン酸の役割とはどのようなものなのでしょうか?
何のために使うのか知ることで、お洗濯におけるクエン酸の重要性が理解しやすくなると思います。
お洗濯におけるクエン酸の役割その①
クエン酸の役割、それは『洗い』のときに発生した石鹸カスを中和させることです。
つまり、洗いあがりの衣類に石鹸カスが付着することを防ぐ役割を持っています。
石鹸カスはアルカリの性質を持つため、酸性であるクエン酸を使うことで中和することが出来るのです。
お洗濯におけるクエン酸の役割その②
クエン酸を使えば石鹸カスを中和することができ、中和によって発生した脂肪酸が衣類にコーティングされ、衣類が柔らかい仕上がりになります。
粉石鹸でのお洗濯にクエン酸を使わないとどうなる?
粉石鹸でのお洗濯にクエン酸を使わなかった場合、発生した石鹸カスはすすぎ2回では衣類に残ってしまう可能性があります。
そうなると石鹸カスが洗いあがりの衣類に付着し、暗い色のお洋服だと白い石鹸カスが目立ってしまうことに。
衣類に付着した石鹼カスをそのまま放置していると黄ばみの原因にもなります。
粉石鹸でお洗濯を始めてから白い衣類やタオルの黄ばみが気になると言う方は下でご紹介する『クエン酸の使い方』ぜひを参考にしてみてください。
粉石鹸でのお洗濯にクエン酸を使う方法
クエン酸の使い方
クエン酸は最後のすすぎのタイミングで投入します。
すすぎを2回に設定している場合は2回目のすすぎが始まる直前に入れます。
【なぜ2回目のすすぎのときに投入するのか?】
1回目のすすぎのタイミングだと石鹸カスが多くある状態になるので、そこにクエン酸を投入してしまうと脂肪酸がたくさん発生してしまい、ベタベタした仕上がりになる可能性があるからです。1回目のすすぎである程度石鹸カスを取り除いてから、わずかに残った石鹸カスをクエン酸で中和させる方が好ましいです。
投入するときは、粉末のクエン酸小さじ1程度を上記のタイミングで直接衣類の上に投入するか、水に溶かしてクエン酸水にしておいたものを、あらかじめ柔軟剤ポケットに入れて下さい。
我が家ではクエン酸水を使っています。
お洗濯で使うクエン酸水の作り方
作り方はとても簡単。
水50mlにクエン酸小さじ1を入れ、溶けるまでよく混ぜる。これを1回分として使用する。
大きめのボトルを用意し、作り置きしておくと便利です。
まとめ
今回は粉石鹸を使ったお洗濯におけるクエン酸の必要性について説明しました。
粉石鹸でのお洗濯をこれかた始める方や上手く洗濯できずに悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。